東京都で生きるということ

田舎から東京都に出てきて10年以上がすでにたった。あの頃見ていた東京はあまりに巨大すぎて何も見えなかった。

では今30歳、アラサーになってみる東京はどうかというと相変わらず東京の大きさに飲まれたままだ。

10年前と違うのは、東京という巨人のすきをついて、彼の死角に自分が少しだけ安心できる住処を構築できたことだろうか。

東京カレンダーのような生活とは程遠い日常を生きている。

東京都の恵比寿や麻布十番の家賃は1K,30m^2で平気で15万円をこえてくる。学生時代のアルバイト1か月分をはるかにこえる。社会人という肩書で稼げる給料に感謝しつつ、東京の中心に住んでいることにひっそりと感謝している。

東京の中心が港区なのかは違うと思うが、自分が生きている場所は東京の、日本の、地球の、この世すべての中心なのでやはり東京の中心だろう。

残念ながら家の窓からは東京タワーは見えない。

毎日、生きながら食べたものや体験したものを記事にしていこうと思う。ブログは好きでよく続く方だと思う。これもきちんと続けたい。

平衡感覚が奪われそうな世界で、どこかにふられつつバランスをとりながら文字をつむいでいこう。